挙がらない肩には3つの対策で
四十肩/五十肩あるある

- 上の物が取れない
- 髪が洗えない
- 服の袖を通せない
- 夜中に痛みで目を覚ます
こんな感じでお困りの方はご安心ください。
当院の整体施術がぴったりハマると思いますよ!
本当にしぶとい肩の痛み
一般的に四十肩や五十肩と呼ばれる症状は正式名称じゃなく正式には「肩関節周囲炎」と呼ばれます。男女別の発生機会は女性がやや多いとされていますが、男性もよく肩関節周囲炎の相談にお見えになるため、経験上で性差はそれほど感じません。
肩の強い痛みと関節拘縮を伴って日常生活に支障をきたす厄介な症状。そして特徴的なのが「夜間痛」という寝てるときの痛み。
・整骨院で電気治療とマッサージ
・整形外科でステロイドやヒアルロン酸の注射
・アイロン体操
色々やっても、なかなか可動域が広がらない。
痛みも減っていかない。
四十肩/五十肩には何したらいいの?
竹林堂整体院の四十肩/五十肩の施術は大きく分けて3段階。
STEP1:関節の隙間を空ける
肩関節を構成する筋肉のいずれかがダメージを受けて細かい傷が入っていると腫れて肩を動かすスペースが減ってしまいます。そしてスペースがないと後にちょっとお話する滑液包という袋がうまく滑らず肩の動きがどんどん悪くなってきてしまいます。
なので、最初はその関節の隙間を空けることを考えて施術します。
STEP2:袋の癒着を剥がす
肩の外側で肩甲骨と鎖骨が合わさる部分を「肩峰:けんぽう」と言います。その下に肩峰下滑液包という袋があります。周囲には烏口上滑液包や肩甲下滑液包などの袋があり、それぞれの袋が肩の関節を保護するとともに滑らかでスベスベな状態を保つことで円滑な肩の運動を可能にしています。
四十肩/五十肩は使いすぎや小さな損傷で関節の隙間が減ってしまい、動きの鈍った滑液包が癒着を起こすことでも起こります。スペースを作った上で滑液包の周りを滑らせるようにマッサージしたり、痛みなく動かせる範囲で肩を動かしてもらったりすることで少しずつ癒着を剥がしていきます。
隙間を開けて少し動きが出てきたら袋の癒着を剥がすのがSTEP2です。
STEP3:筋肉との癒着を剥がす
肩の前側には上腕二頭筋の端っこが細く固い「腱」となっています。肩の前側が痛い方はその上腕二頭筋腱に問題があることが多いです。先ほどの滑液包の動きが鈍ると上腕二頭筋腱の表面を傷付ける可能性があります。そして傷ついた部分を保護するように滑液包との間に癒着が起こります。
竹林堂整体院では前腕を操作して筋肉の繋がりを利用することで肩の前側の癒着を剥がしていきます。これは多少痛みを伴います。
経過としては、施術直後は楽に動かせますが、その後再び痛みが戻ります。数日は以前より痛くなったと感じることもあるかもしれません。これは癒着を剥がしたあとに起こる炎症の反応からです。その炎症が治まったあとは前よりもずっと楽に腕を上げ下げできる、というような経過を辿ることが多いです。
長期的な施術
一度の施術で簡単に痛みがなく腕が上がるようになる方も多くいます。でも残念なことに必ずと言っていいほど痛みが戻ります。そのため当院の施術を自力で再現できるセルフケアをお伝えしています。日々欠かさずに実施してもらうものと、痛みが出るときにやってもらうものをお伝えします。
月に1度ずつで構わないので様子をみせていただければ早い方で2ヶ月。遅い方で6ヶ月程度で「全く気にならない」状態を目指します。
お伝えしたとおり時間的には長くかかります。でも頻繁に通っていただく必要はありません。月に1度の頻度でセルフケアが正しくできているかをチェックすると共に回復の度合いをみせてください。そしてセルフでは難しい癒着剥がしを行い、また来月。という感じになります。
最後は脳の問題
中には「もう大丈夫なはず」という方の動きや痛みがなかなか動きが改善しないことがあります。そういう場合は脳の問題であることが多いです。
前はこういう動作でメチャメチャ痛かった。だからその動きはやりたくない。
そんな感じで脳が拒否するんです。動かそうとすると筋肉は緊張するし、動かされると実際には微々たる痛みのはずの動作でも増幅されて「すごく痛い」という信号が出ちゃう。
こういった反応は、本来、生物が持っている自己防衛機能なんです。でも肩に関しては動かさないと滑液包の滑りが悪くなって癒着を起こして、仮に痛みがなくなっても動ける範囲がすごく狭くなってしまいます。
痛くなく動かせる経験が必要
施術を受けて楽になっても、きっとしばらくはイタチゴッコ。残念ですが1回で良くなることはほぼありません。お伝えしたセルフケアを正しい動作で繰り返すこと。少しの間でも痛みがなく動かせるという経験を繰り返し積むことが脳の問題をクリアできる唯一の道だと思っています。
お任せください
竹林堂整体院なら解消されなかった厄介なそのお悩み、何とかできるかもしれません。
繰り返しのセルフケアと何度か通う必要があるため本当に何とかなるのか不安になることもあるでしょう。しかし少し先の未来を考えたときには、こういった方法で必要な部分に必要な施術を行なっていく事が一番だと信じています。
そしてしっかりと繰り返しの施術を受けることが「整体院をちゃんと卒業」してもらえるための秘訣だと思います。